2015年04月15日

日本列島は活動期に 巨大地震・火山噴火に挑む日本の予知力

日本列島は活動期に 巨大地震・火山噴火に挑む日本の予知力

この3月3日にはチリ南部の活火山・ビジャリカ山が噴火。日本列島も明らかに活動期に
入っており、巨大地震や火山噴火が続くことを覚悟しなければならない

Photo:新華社/アフロ

管理者の気になる地震予知の情報を最下段にお伝えします。↓

日本列島は活動期に 巨大地震・火山噴火に挑む日本の予知力


日本列島は活動期に 巨大地震・火山噴火に挑む日本の予知力
――長尾年恭・東海大学海洋研究所教授 地震予知研究センター長に聞く
http://diamond.jp/articles/-/68220

2015年3月12日 ダイヤモンドオンライン編集部


「想定外」というキーワードで語られる東日本大震災だが、歴史的に見れば、同じ規模の
巨大地震は繰り返し起きている。「起こることは確実だが、いつなのか?」という難問に、

科学者たちはどのようにアプローチしているのだろうか。東海大学海洋研究所教授で
地震予知研究センター長を務める長尾年恭氏に聞いた。

(聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集部 津本朋子)


日本列島は活動期に 巨大地震・火山噴火に挑む日本の予知力


■活動期に入った日本列島 西日本で超巨大地震の可能性も

――3.11以降、日本列島は地震や火山噴火の活動期に入ったのでしょうか?

 そもそも、日本は明らかに地震国であり、火山国です。日本の国土面積は世界の
0.28%ですが、世界の地震の10%は日本で起きている。火山活動は7~10%です。

そして、地震や火山の活動には、揺らぎがあります。つまり「活動期」と「静穏期」があり
、行ったり来たりする。今がどうかというと、明らかに活動期に入ったと見るべきでしょう。

 東日本大震災では「想定外」という言葉を多くの人が使いましたが、これは正しくない。
なぜなら、およそ1100年前に起きた「貞観地震」の記録が残っているからです。

 さらに言えば、貞観地震の9年後に関東で直下型の大地震が起きており、さらにその
9年後には「仁和地震」が起きている。仁和地震は、南海トラフ巨大地震のことだと

考えられています。

 こうした地震は、各地に残っている古文書をもとに研究されています。代表的な
古文書である古事記や日本書紀は700年代に作られたもので、それ以前に関しては

地質調査で調べます。

 そして3.11以降の地質調査の結果で、西日本では2000年に1度、超巨大地震が
起きていることが分かったのです。南海トラフ巨大地震は、東海地震・東南海地震・

南海地震の3連動地震のことですが、2000年周期で、地震の範囲が九州や沖縄まで
延びて、かつ非常に大きな規模のもの起きているのです。

 一方、東日本では、貞観地震や3.11クラスの地震が1000年に1度のサイクルで
起きている。注意すべきなのは、この西日本での2000年に1度の超巨大地震の

少し前に、東日本で巨大地震が起きている点です。


日本列島は活動期に 巨大地震・火山噴火に挑む日本の予知力


■巨大地震は必ず起こる 想像を絶する経済損失に

――つまり、西日本の超巨大地震が近い将来、来るかもしれないということですか?

 そうです。東日本大震災は、西日本で2000年に1度起こる超巨大地震の前触れで
ある可能性が高いのです。加えて、首都圏直下型地震や、富士山の噴火も警戒すべきです。

 これらが起こる確率は100%です。必ず起こる。富士山にしても、人間で言えば
まだ20歳。非常にパワフルな火山です。


――想像を絶する被害となりそうです。

 多くの人が一番気にするのは、「起こるのは確実として、どのくらい人的・経済的
被害が出るか」という点だと思います。首都圏直下型に関して言えば、日本の建物は

耐震化が進んでいるから、倒壊よりは火事を警戒すべきです。

 一方、西日本の超巨大地震は津波が心配です。たとえば、西表島では
標高85メートルのところに「津波岩」と呼ばれる岩があります。海から津波で運ばれた

岩なのです。このほか、九州や四国、静岡でも50メートル以上の津波の跡が見つかって
います。

 経済損失に関しては、首都圏直下型と南海トラフは、それぞれ300兆円の損失と
予想されています。富士山噴火による損失は、予測が難しい。2兆5000億円という

数字が出ていますが、これは火山灰による農作物の不作など、直接的被害のみの予測です。

 たとえば、2010年にアイスランドで火山が噴火したとき、飛行機がたくさん欠航に
なりましたよね。富士山が噴火すれば、成田空港や羽田空港が使えなくなるのは言うまでも

なく、東名高速もスリップするから通行止め、新幹線もパンダグラフが壊れて不通、という
事態になるでしょう。こうした間接的な被害額については、まだ誰も計算できていないのです。

 しかも、過去の例を見れば、これらの災害はある時期にまとまって起きている。
ただでさえ、日本は1000兆円以上の借金がある国なのに、さらに被害額300兆円クラスの

地震が2回、そこに富士山噴火も加われば大変な事態となるはずで、日本発の世界恐慌と
いうシナリオも考えられます。


日本列島は活動期に 巨大地震・火山噴火に挑む日本の予知力


■方法論と人手不足がネックだが予知は決して不可能ではない

――起こることが確実である以上、地震予知ができればと思いますが、なかなか難しいようですね。

 1997年の阪神大震災、そして2011年の東日本大震災のいずれも、事前に予知をする
ことができませんでした。それで現在、地震予知関連予算が大きく削られたばかりか、

全国的に地震学者や火山学者が不足する事態が起きています。志望する学生の数も
少ないから、そのうち地震学者や火山学者がゼロになるのではないかと危惧されています。

 確かに地震予知は難しい。「30年以内の発生確率」といった程度ではダメで、起こる
数日内くらいには分からないと、被害を食い止める効果がありません。その精度では現在、

予知はできていない。

「できないのなら研究を止めてしまえ」という人もたくさんいますが、私は適切な手を打って
研究を進めれば、予知は可能だと思っています。ただ、現在のやり方では無理です。

 全国に最新鋭の地震計をたくさん設置しても、予知はできません。理由は簡単。地震計は
地震が起きないと動かないですから。起きてしまった地震のメカニズムを研究するには

役立ちますが、地震計にいくら予算をかけても、予知の技術は進歩しないのです。

 ではどうするか。地震や火山の噴火には、必ず前兆があります。人間が病気の兆候を
見つけるために、心電図やMRI、CTスキャンなどをとるのと同じで、こうした前兆をさまざまな

角度から観察することが、予知には必要なのです。

 たとえば、私が注目しているジャンルの1つが、「破壊の物理学」と呼ばれるものです。
物が壊れる際に起こることを調べている研究者たちのノウハウが今、地震予知に応用され

始めているのです。また、火山活動に関しては、火口のモニタリングや火山ガスの観測などが
不足しています。御嶽山の噴火も、こうしたことをしていれば、予知できていたのです。

有珠山噴火はなぜ予知できたのか?
必要な「火山のホームドクター」

 人手不足も大問題です。たとえば、2000年に起きた、北海道の有珠山噴火は予知に
成功し、事前に住民が避難できました。岡田弘先生(現・北海道大学名誉教授)という、

有珠山の「ホームドクター」と言うべき方が、常時観測しておられたからです。ほかの
火山はどうかというと、桜島や伊豆大島がそこそこ観測できている以外は、人がいないと

いうのが現状です。富士山ですらそうで、毎日見ている研究者はいない。

 日本中が活動期に入っている今、定年退官された先生方を総動員して、全国の火山を
モニタリングすべきだと、私は思います。

日本列島は活動期に 巨大地震・火山噴火に挑む日本の予知力


――地震・火山大国なのに、ずいぶんと遅れているのですね。

 そうなのです。たとえば、NATO(北大西洋条約機構)では、「戦争より自然災害の
死者の方が多い」ことに注目していて、災害対策に力を入れています。また、ペルーや

エクアドル、フィリピンなどの地震・火山国では、国際協力機構(JICA)の支援で最新鋭の
火山のモニタリングシステムが導入されています。

 たとえば、フィリピンのマニラ近郊にあるタール火山の観測所は、日本の火山観測よりも
はるかに進んだモニタリングができている。一方、支援している側の日本では「予知は

できない」との理由で予算が縮小され、観測機器が老朽化していたり、人手不足に悩んで
いる。皮肉なことです。

 日本でも、予知に適した研究を積み重ね、研究者育成に力を入れれば、5年後には
「予知ができないなんて嘘だ」と思ってもらえるだけの実績は出せると思っています。

天気予報のように7~8割の的中率にはならないかもしれないですが、5割、いや3割でも
有効活用できるはずです。

 たとえば、すでに地震予知情報を活用している病院があります。大手術の際に、地震が
来て停電になっても大丈夫なように、機材やスタッフをいつも以上にそろえておくのです。

 むろん、3割で満足ということではない。精度を増して行くのはわれわれ科学者の仕事
ですが、科学は徐々に発展します。カネも人も限度を超えて削ってしまうことは、発展の

芽を摘むようなものです。このことを、政府にはよく考えていただきたい。



蔵王山に初の火口周辺警報
4月13日 14時29分

 
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宮城県と山形県の県境にある蔵王山では、今月7日から火山性地震の回数が増えるなど

、火山活動がやや活発な状態が続いています。
気象庁は、今後、小規模な噴火が起きる可能性があるとして蔵王山に火口周辺警報を

発表し、「御釜」と呼ばれる火口湖から2キロから3キロ程度の範囲では噴火に伴う
噴石などに警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、蔵王山では、今月7日から「御釜」付近が震源とみられる火山性地震が
多い状態が続いていて、9日には35回、12日は38回の地震を観測しました。

さらに、13日は午後1時までに25回に上っています。
蔵王山では、去年8月以降、ほぼ毎月、地下のマグマやガスの動きを示すと考えられる

火山性微動が観測されていて、今月9日の午後にも1分20秒ほどにわたって火山性微動が
観測されました。


短信・・管理者の気になる地震予知の情報を下記にお伝え致します。
八ヶ岳の私設地震観測所で地震予知を行っている串田氏が、2015年4月18日に
巨大地震が起こることを計算上、導き出していたのは興味深い。

それはそうと「地震は起こるのか」・・・イルカが160頭の砂浜に打ち上げ
られたのである。それは、大き目の地震が起こると考えなければならない。

そのネガティブなイメージを打ち消さなけばならないが、たぶんひな形が
できてしまっているのだろう。ボーネルの言うアカシャに。要するに

量子論のことなのである。三重県では、地鳴りの報告多数。


特殊なFM電波で地震を予測する串田氏

八ヶ岳南麓天文台代表でFM電波をキャッチし事前に地震を予知する。
ホームページ等では予測がないが、テレビでは4月18日と予告していた。
 


宇宙天気ニュース http://swnews.jp/

最新状況 (21:31) 
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
 
 
ミッヒー ☆ @mihikarimiko ・  14 時間 14 時間前 

ううーまだ体感が抜けてない朝からきつい
 
ミッヒー ☆ @mihikarimiko  ・  36 分 36 分前 4月12日
 
むーまた体感再び。M5クラス

 
ミッヒー ☆ @mihikarimiko  ・  11時間11時間前 

3.11当日のような体感は今日はありませんなので昨日の体感(M5クラス)と
前回のM6クラス体感は注意していきたいです
 

むらさきしきぶ @murasakiobasan

昨夜、鎌倉を歩いている夢を見ました。あくまで厄除けの意味で書きます。
正直、夢とはいえ怖い内容でした。もしかしたら、鶴岡八幡宮かも

しれませんが、水が押し寄せてきて、あわてて自分が高台を探していると
いう場面や、大仏様に押し寄せる津波のようなビジョンです。
厄除けで記録します。
 

むらさきしきぶ @murasakiobasan

日付指定の予言は当たりにくいです。ただ、もしかしたらですが、
関東も含めた東日本側で、M7クラス以上の大きめの地震が今日・

明日くらいに発生しても不思議ではないという思いは消えずに
あります。もしかしたら、ゲリー氏の予言の「東海M9.2→

首都直下M8」というのもあり得ないことではないと
 


村井俊治 @sh1939murai  8 時間  4月12日

私の専門の一つにリモートセンシングがあります。衛星から海面温度を
0.1度の精度(実温のデータで補正が必要)で観測できます。中国の

学者が以前地震の前に海面温度が上昇すると言う論文を発表しました。
おそらくイルカもクジラも水温の変化に制御できなかったのでしょう。
これは私の推論です。 


村井俊治 @sh1939murai  8 時間 

国土地理院の電子基準点は断層を避けて建てられています。本当に断層が
ないかは掘ってみないと分からないし、おそらく掘ってもも分からないで

しょう。断層の有無にかかわらず地盤の三次元的動きを常時測量する
ツールとしては最適なものです。世界に誇る電子基準点のデータと
精度を信じています。 
 


BOPPO @Boppo2011 7 時間  4月12日
◆三重県の地鳴り昨晩から「地鳴り」のツイが多いので一応確認
 Hi-net速報では4/12 1:06津市M2.5/D15.8kmあり計算震度は「1」だが、

気象庁は無感とした様です現在もツイが多いのはRT絡みでしょう
pic.twitter.com/cwJztG8rs8 
 

BOPPO @Boppo2011  4 時間
 
◆国内M4級が頻発?至近10日間で10回は多いのか?過去3年統計で見ると
 M4+発震は1日平均1.5回、10日で15回逆に少ないんですよね一方、

予測AB特異点は明日4/13~11日間 M6.6±0.5で最大M7.2の可能性が
あります万一の準備は日頃から…です 





ゲリーボーネル氏の予言と最近の太平洋プレートでの大地震との関連記事


予言②-東海地震の1週間後に東京直下型地震が!
東京は直下型地震でM8、都市機能が奪われ、東海地方と東京は1年くらい影響を受ける。

大都会・東京の、毎日すべてのものがあり、それが当たり前というような今の生活は
望めないということを、理解しておく必要があります

今年の3月末には、311直前のカンタベリー地震と同じプレートでM7.6の地震が発生している

日本時間の 30 日 08 時 49 分頃、パプアニューギニアのニューブリテン島東部の
沖合を震源とするマグニチュード 7.7 の非常に大きな地震が発生した。

修正されるかもしれませんが、USGSでは、パプアニューギニアM7.5が1回、
トンガ、サモア諸島でM6.8が3回発生! pic.twitter.com/ZQvSI6FKN2

このあたりで大きめの地震があった時には、太平洋プレートを北上して日本の
太平洋側、伊豆小笠原海溝、日本海溝などでも大きめの地震が起きることがあるので、
念のため注意したい。

2011年2月22日 ニュージーランドでM6.3の地震→【15日後】3月9日
 宮城県で震度5弱→【2日後】3月11日 東日本大震災


漁師@三浦半島さんがリツイート

【念のため要注意】エラーならいいのですが、千葉県八街市観測点地磁気データの赤線が10時台に
大きく西に偏角。経過要注視。念のため、要注意。








amaちゃんださんがリツイート

観測機2フルレンジを10倍に拡大したデータです。01時から赤の強い反応が収束して11時から
出ていません。今後再出現するか観測中です。12年4月のスマトラM8.6では赤の強い反応が
今日の4倍以上 収束後113時間で発生









 amaちゃんださんがリツイート

観測機2フルレンジを10倍に拡大したデータです。再出現しています。今後収束するか上昇するか
観測します。全体的に収束するか急激に収束したら要警戒です。アウターライズ地震M9にも

注意が必要になってきたようです。








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